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「AOR・Adult-oriented Rock」 一言で表現するならば「大人向けの洗練された雰囲気を持つロック ミュージック」

1970年代から1980年代初めにかけて、米国で「Audio-Oriented Rock」という言葉が使われた。 これは「音を重視するロック(音志向ロック)」の意で、パンクムーブメントやHM/HRといった若者向けのラウドなロックとは方向性が異なり、クロスオーバー的なサウンドと大人向けの落ち着いたヴォーカルが特徴である。ミュージシャンとしては、ボズ・スキャッグスクリストファー・クロス、74年以降のシカゴがあげられる。またFM局では、AORを「Album-Oriented-Rock」と呼び「シングルではなく、アルバム単位で聞かせる本物志向のアーティストの音楽」ということで分類もされていました。日本へは70年代後半に、「AOR(Audio-Oriented Rock)」として略語で音楽ジャンルとして簡単に紹介されたため、その意を正確に理解されないまま普及した。日本ではAORという言葉が、70年代半ばから80年代前半にかけて、音楽用語としてよく使用された。さらに後の1988年にボビー・コールドウェルの大ヒット曲「Heart of Mine」が紹介される際に、「Adult-oriented Rock」の略語として「大人向けのロック」と独自解釈され、1990年のボビーのジャパン・ツアーに際しては、日本の広告代理店が「AORの代表」と称した。以前から「Adult-oriented Rock」のジャンルにおいては、TOTOボズ・スキャッグスがその代表であるとされていたが、さらにその印象が強められた。(一部 Wikipediaより抜粋 )

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